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ぶどうづくりをする女性農業者の仲間づくりへ 女性のためのぶどう講習会を初開催

スタンド・配送センター

JA職員の説明に耳を傾ける参加者

JA松本ハイランドぶどう部会川手支部女性部は11月16日、女性のためのぶどう講習会を開き、女性ぶどう農家やJA職員ら14人が参加した。女性同士でぶどう栽培の悩みを共有し、技術情報の交換を行うなどして交流。新規就農者が多い生坂地区では、栽培講習会などを通じた部会の活動はどうしても男性中心となるために、女性が交流する機会が少なかったことから、仲間づくりの一環として開催した。
当日は、生坂村の「工芸と喫茶ひとつ石」で、今シーズンの労を労うランチを交えて交流した。JA営農指導員と松本農業農村支援センターの技師が、今年度の栽培環境と販売経過を説明。開花期の低温、長雨により、生育不良の発生など栽培に苦労する年でありました。しかし、皆様の努力により、当地域から出荷されるぶどうの市場からの評価は高く、旺盛な需要のより販売単価は好調であったことを伝えた。また、9月に3日間にわたり開催した山清路Rぶどう即売会に来場したファンからの声を参考に、ここにしかないぶどうの人気が高まっていることから、生坂地区でこだわりをもって生産している「種あり巨峰」や、松本ハイランドのオリジナル品種「黄華」の生産の継続と、長野県オリジナル品種であるクイーンルージュ®の導入を勧めた。
同部の田村陽子会長は「ブドウ栽培の疑問や子育てのことなど、共有できる話題は多い。生坂明科地区では、今後もぶどうづくりをする女性の、交流の輪を広げていきたい」と話した。
JAの塩入慶太営農指導員は、「ぶどう栽培における女性の役割は、非常に大きいと感じています。今後は、女性のための現地での講習会を開催し、産地ブランドの維持と、技術力の向上を目指していきたい」と話した。