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草尾ぶどう集荷所開所 生坂村特産「山清路®ぶどう」出荷スタート

品質を確認して格付けを行う検査員

JA松本ハイランドぶどう部会川手支部は9月3日、東筑摩郡生坂村の草尾ぶどう集荷所で、地元特産のブランドぶどう「山清路®巨峰」など大粒種ぶどうの選果作業をスタートした。今年は、4月の凍霜害、6月の低温、7月の長雨で生育の遅れが心配されたが、8月以降は好天に恵まれたことで糖度がのり、着色も順調に進んでいる。
初日は、生産者4戸が「巨峰」の2キロ箱、5キロ箱、10パック入り箱あわせて50ケースを持ち込み、検査担当者やJAの営農指導員がライトでブドウを照らしながら着色や房形、裂果の有無などを検査し、等級を格付けた。同集荷所では、9月中下旬をピークに10月上旬まで10,000ケース(1ケース4キロ)の集荷を目標とし、地元市場および地元農産物直売所を中心に出荷する計画だ。
同支部の安坂清人支部長は「天候の不安はあったものの今年も山清路ぶどうファンの期待を裏切らない品質に仕上がっている。ご家庭で味わっていただくとともに、親戚や友人にもおいしさを共有してほしい」と話した。
今年は、新型コロナウイルス感染防止のため、集荷所で毎年開く恒例の「山清路®ぶどうまつり」は中止する。代わりとして9月12日、19日には道の駅いくさかの郷、26日には同JAの農産物直売所「ファーマーズガーデンあかしな」で即売会を開催する。いずれも午前9時から販売し、売り切れ次第終了する。