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ぶどうオーナー収穫祭 農業の苦労と収穫の喜びを知ってほしい

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収穫を楽しむ吉田さん親子

JA松本ハイランドは9月4日、「ぶどうオーナー収穫祭」を松本市里山辺のぶどうオーナー園で開き、オーナーやその家族ら約60人が参加した。「ぶどうオーナー」は、ブドウ栽培を体験することで、地域農業への理解を深めてもらおうと毎年開催しているもの。リピーターも多く人気があり、今年度は新規2組を含む31組のオーナーが参加し、1区画約37平方メートルで「ナイヤガラ」を栽培。5月の開園式から房作りや袋掛けなど全4回の作業を行ってきた。
当日は1組あたりの参加人数を制限するなどコロナウイルスの感染対策を講じた上で開催した。収穫前には同JAの営農指導員が、収穫作業の注意点やおいしい食べ方などを説明。粒の表面にネット状にみえるものがあれば、適度に熟したおいしいサインであることなど、収穫適期の見極め方も指導した。参加者は各自の区画で、丹精込めて育ててきたブドウの熟度を確かめ、収穫を楽しんだ。収穫作業は10月10日までに、各自が適期を見ながら順次行っていく予定だ。
親子で参加した吉田真さんは「子どもと一緒に楽しみながら作業をすることができた。自分で育てたブドウは格別においしい。たくさん収穫して、子どもが好きなジャム作りもしたい」と話した。園主の新井勝由さんは「今年は霜や長雨など天候の影響もあり、農業の難しさも知ってもらえたのではないかと思う。その分、収穫の喜びも大きいので、収穫を楽しんでもらえたらうれしい」と話した。