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支所協同活動でジャガイモを収穫 農業に興味を持ってね

じゃがいもの収穫を楽しむ児童

JA松本ハイランド波田支所では、支所協同活動の一環として、同支所農家組合長会と同地区にある波田小学校2年生とじゃがいもの栽培に取り組んでいる。じゃがいもの栽培を通して、小学生に農業の楽しさや農家について知ってもらおうと実施してきた。品種ごとの違いを感じてもらいたいと「キタアカリ」や「出じま」など児童が選んだ4種類を栽培。児童たちは、草取りなどに訪れた際、花の色や生育の違いなどを観察して農業に触れてきた。
8月24日には、収穫時期を迎えたじゃがいもの収穫体験を実施した。密を避けるため、2クラスずつ時間をずらして畑に入り収穫。協力して蔓を引っ張り上げた児童からはじゃがいもを見て「おっきいのあった」と歓声を上げながら、スコップで土を掘り返し、たくさんのジャガイモを収穫した。同小学校の印出道代先生は「児童たちに普段おいしく食べているもののありがたさを感じてもらうきっかけになった。収穫したじゃがいもは学校給食で児童たちに味わって食べてもらう予定」と話した。
同支所農家組合長の太田稔さんは「子どもたちにジャガイモがどのように育つのか知ってもらうきっかけになった。品種ごとの違いなどを観察することで、農業に興味を持ってくれたらうれしい。農業の楽しさや農家の苦労を知ることで、おいしく農産物を食べてもらいたい」と話した。
同JAでは、各地域の特色やJAらしさを生かした「支所協同活動」に取り組んでいる。令和ゆめプランの基本目標に掲げた「安心してくらせる地域社会づくりに貢献します。」を実現し、支所を拠点として食と農業の大切を地域全体に広め、農業やJAへの理解を深めてもらうとともに、協同活動の輪を次世代へ広げていくことが狙いだ。