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「すいか試験品種試食検討会」を開催 産地に適した品種を探る

検討を行う参加者

JA松本ハイランドすいか部会研究部は7月16日、松本市の同JAすいか共選所で「すいか試験品種試食検討会」を開き、部会員や研究部員ら19人が参加した。現在は、シーズンの前半となる8月中旬までは「祭りばやし777」、後半は「祭りばやし11」を中心に栽培しているが、栽培管理のしやすさや収穫適期の日数、食味や棚もちなどを検討し、より産地に適した有望な品種を探るのがねらいだ。
当日は試験品種5種と従来品種として「祭りばやし777」を用意。JAの営農指導員が試験品種の生育状況や防除の様子などについて説明をしたのち、外観や打音、糖度の確認を行った。参加者はそれぞれの品種を順番に食べ比べ、結果を表に記入。断面の果肉色や甘さ、硬さなど6項目を、従来品種に対して「良い」から「劣る」まで5段階で評価した。
同研究部の百瀬裕喜部長は「品質向上をめざし、産地に合ったよりよい品種を追求していくために、今後も検討を重ねていきたい」と話した。
検討会は8月下旬にも開かれ、シーズン後半に適した品種について検討を行う予定だ。