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ナガイモ目揃会を開催、掘り取りは29日から解禁

スタンド・配送センター

見本のナガイモで出荷規格を確認する生産者

JA松本ハイランド根菜部会ナガイモ専門部は10月20日から28日までの間、管内8カ所でナガイモの目揃会を地区ごとに開催した。黄葉がすすみ、掘り取りが目前に迫ったナガイモの出荷規格を統一しようと、生産者150人が出席した。
同専門部では品質統一にむけて、掘り取り解禁日を設定。今年度は、29日からツル切り、掘り取りをスタートし、30日からJA集荷を始める。また、同JA産ナガイモの特徴である「粘り・甘み・コク」の三拍子がそろうよう、葉が黄葉したほ場から収穫するよう呼びかけていく。
23日には、同専門部松本支部がJA今井支所で目揃会を開催し、部会員18人が出席した。JAの営農指導員が出荷規格や掘り取りの解禁日などを説明。今年は、7月の長雨や8月の猛暑など厳しい気候であったが、日ごとの激しい天候の変化が少なく、ナガイモの栽培にはいい環境であったことから、10月下旬に部会役員が行った試し掘りでは、細めではあるものの、長く形の良いナガイモが採れたことを報告した。また、27本のさまざまな形状のナガイモを写した写真付きの資料を使って細かな出荷基準を説明した。
同支部の村山雄一支部長は「今年は強風による棚の倒伏や雨による畝の陥没が起きずに順調な生育だった。掘ってみないとできばえはわからないが、立派なナガイモになっていてほしい」と期待を込めた。
同JAでは今年度、23万ケース(1ケース10キロ)の出荷を見込み、6億4400万円の販売高を計画する。同JA農産物直売所では、11月7日ころから店頭に並べる予定だ。