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地元の農業に興味を持ってね

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キュウリの栽培方法を熱心に説明する横内さん

JA松本ハイランド青年部島立支部は10月7日、松本市立島立小学校の社会科見学「農家の仕事」を受け入れた。同支部副支部長の横内一志さんのキュウリのハウスで実施し、3年生の児童ら約50人が参加した。
同小学校では毎年、3年生の社会や総合的な学習の時間に農家の仕事について学ぶ時間をとっており、同支部の指導のもと学校でキュウリを育てている。同小学校の見学受け入れは今年で5年目。消費者に安全安心な農産物を届けるための農家の努力をじかに見てもらうことで、食と農の大切さを伝えている。
当日は、クラスごとに時間を分けて実施。ハウスの中を見学した子供たちは「自分たちのより葉っぱが大きい」「ハウスの中あったかい」と学校で栽培するキュウリとの違いに目を輝かせながら、楽しそうに見学を行った。見学後、横内さんがキュウリを見せながら、育ててから収穫し、出荷するまでの工程を説明。児童らはメモを取りながら熱心に説明を聞き、「1日に何本収穫できるのか」「どのくらいの大きさになったら収穫するのか」「おいしいキュウリを作るにはどうしたらいいのか」など質問が上がった。
同小学校3年生担任の平本奈美子先生は「児童たちが学校で育てたキュウリと、農家が育てたキュウリの違いを児童たちに感じてもらいたい。教室で学ぶだけでなく、実際に見学できることは、児童にとってとても大事な体験になる」と話し、横内さんは「農家のハウスの中を見る機会は少ない。今回の社会科見学を通して、地元の農業や特産品について興味を持ってもらうきっかけになると嬉しい」と話した。
同支部では、5年生を対象とした田植えや稲刈り、保育園への農産物の寄贈など、積極的に食農教育を行っており、食と農業の大切さを子供たちに伝えている。