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松本ハイランド情報

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Vol.53 「食糧を外国に頼って将来は大丈夫?」

こども:

ねえ、この前お母さんが小麦や油、砂糖やコーヒーの値段が上がって大変っていっていたよ。どうしてそんなに値上がりするの?

大人:

日本は今、食料の6割を外国に頼って生活しているんだ。ここのところ世界では、干ばつや洪水などの自然災害が発生して農産物の収穫量が減っているんだが、中国やインドなど新興国といわれる国の経済が発展して需要が増え、高い値段でも買う人がいるから、値段が上がっているんだよ。国産で賄えていればそこまで値段は上がらないんだが、外国産に頼っているから仕方がないんだ。

こども:

そんなにたくさんの食べものを外国に頼っていたんだ。みんなが食料をほしがると、これからも日本に食べものがくる保障はあるの?

大人:

難しい質問をするなぁ。今、日本では人口が減っているんだが、世界では毎年約8千万人もの人が増えているぞ。これまでの輸出国が食料不足になって、自分たちの国民を守るために輸出を制限している国もあってね、食料の争奪戦が始まっているんだ。入ってこなくなることはないと思うんだが、断言はできないね。

こども:

やっぱりどこの国も、自分の国の人が一番大切よね。

大人:

そうだね。だから、これからもわれわれの食べものを生産してもらえるよう、日本の農家をみんなで応援する必要があるんだよ。

こども:

よーし!みんなで応援するぞー!!