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松本ハイランド情報

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Vol.52 「春の山菜を食べて、元気な体をつくろう」

大人:

3月に入って、これまでのような寒さは一段落したね。家で縮こまっていないで、外で元気に遊んでいるかな?

こども:

うん。縄跳びしたり、自転車に乗ったりして遊んでいるよ。

大人:

それは何よりだ。「フキノトウ」を知っているかな?雪解けを待たずに顔を出す春の使者で、一番早く出てくる山菜だよ。大地をよくみると、いろんな草木が芽吹いてきてるぞ。

こども:

うん。知っているよ。でも、苦いからわたしは苦手だな。

大人:

そうだね、独特の香りと苦さがあるからね。わたしは、「いよいよ春がきたんだな」と感じておいしく食べるよ。昔から「春の皿には苦味を盛れ」といって、冬の間にたまった脂肪や老廃物を流して、冬の体から春の体へと、変える食べものとして欠かせないんだよ。

こども:

お父さんが採ってきたフキノトウをお母さんがふきみそにして、「おいしい!」って食べていたわ。

大人:

今度外で遊んでいるときに、田んぼのあぜなどをみてはどうかな。フキノトウが顔を出しているよ。春先に生えてきた植物は、柔らかくて食べられるものが多いから、野草にくわしい人がいたら、教えてもらうといいよ。新しい春にむかって元気よく過ごすためにも、好き嫌いせずに、たくさん食べよう。