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松本ハイランド情報

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Vol.37 「なしにも種類があるの?」

大人:

秋は新米がおいしい時期だけど、くだものがおいしい季節でもあるぞ。ところで、なしは好きかい? 

こども:

うん、甘くてシャリシャリしているから大好きだよ。

大人:

そうか、それじゃ今回はなしについて話をしてみよう。
なしは弥生時代のころから食べられていたといわれていて、大きく分けると、日本なし、西洋なし、中国なしの3つに分かれるんだ。みんなに親しまれている日本なしでも、赤なしと青なしの2種類があるんだよ。 

こども:

赤なしと青なしにはどんな違いがあるの?

大人:

赤なしの皮の色は茶色く、熟してくると皮にザラザラの斑点が目立ってくるんだ。管内では幸水や豊水、南水といった品種が主に栽培されているぞ。青なしは黄緑色で、代表的な品種は二十世紀だな。赤なしは甘さが強く、青なしは爽やかでさっぱりした味わいなんだけど、どちらもシャリッとした食感が特徴なんだよ。

こども:

西洋なしはどんな特徴があるの?

大人:

西洋なしは収穫してからすぐ食べることはできないんだ。追熟といって、収穫後に一定の期間を置いて、果肉が柔らかくなってから食べるんだよ。とろけるような食感が特徴なんだ。管内ではラ・フランス、マルゲリット・マリーラといった品種が主に栽培されているぞ。なしのほかにもりんごやぶどうなど、くだものにはビタミン、ミネラル、食物繊維がたくさん含まれているから、健康にとてもいいんだ。みんなもハイランドフルーツを毎日食べて、元気に過ごそう。