松本ハイランド情報
Vol.30 「りんごはどのように売られていくの?」
更新日:2014.07.16
JA松本ハイランドでは安全で安心な農産物を提供していくために、最新のシステムを導入して、生産者から出荷されたりんごを検査してから市場などに送っているんだ。
最新のシステムってどういうものなの?
まず、りんご一つひとつに特殊な光をあて、傷などがないか調べるんだ。それからりんごの中を調べて、どのくらいの甘さがあるか、中身が傷んでいないかを検査するんだよ。
りんごの中を調べるってことはりんごを切ってみるの?
いやいや、りんごは切らないよ。内部品位センサーという最先端技術を駆使した装置で、ちゃんと中まで調べることができるんだ。そうやって等級別にわけられ、箱詰めまで全自動で行っているんだ。
最新のシステムってすごいんだね。
それだけではないよ。このシステムでは出荷されるすべての箱にバーコードを貼っているんだ。このバーコードには生産履歴が管理されていて、りんごをつくった生産者や畑の場所、出荷時期などがわかるようになっているんだ。そのほかにも、「もも」や「なし」なんかも同じシステムで検査をして出荷しているんだよ。
ふーん、生産者から出荷されたりんごやもも、なしの一つひとつがすべてシステムで管理されているから、JA松本ハイランド産のくだものはどれもおいしいんだね。
箱詰めされたくだものはその後どうなるの?
大型トラックなどで県内外の市場へ運ばれて、そこから小売業者と呼ばれるスーパーや八百屋などの店頭で売られるんだ。そのほかにもファーマーズガーデンやJAの直売所でも販売され、直接消費者のもとへ行く方法もあるんだよ。
ねえ、JAに出荷されたりんごはどのようにして売られていくのか教えて?