松本ハイランド情報
Vol.9 「大豆からはどんなものがつくられるの?」
更新日:2014.07.10
わたしも毎朝お母さんがつくってくれる温かいお味噌汁を飲んでいるよ。ねぇ、味噌ってどうやってつくられるの?
味噌といってもいろんな種類があって、それぞれつくり方が違うんだ。味噌が何からつくられるか知っているかな?
お母さんから聞いた事があるけど、たしか大豆だよね?
そのとおり。味噌は大豆が主な原料なんだけど、その大豆に麹と塩を加えて、発酵、熟成させてつくるんだ。そのときに使う麹にも米麹や麦麹、豆と麹菌だけでつくるものがあるし、発酵や熟成の方法も味噌によって違うから色々な味噌がつくられるんだよ。
へー、味噌にはどのくらいの種類があるの?
日本中で1000種類以上はあるといわれているんだよ。
えー!1000種類もあるの?そんなに種類があるなんて驚いた。
それから大豆には、タンパク質やビタミンB群が多く含まれていて「畑の肉」とも呼ばれているんだよ。その大豆から作られる味噌も、大豆のもっている栄養のほかに、味噌をつくるときにできる色々な栄養が加わって体にとてもいい食品になるんだ。
味噌のほかにも大豆からつくられるものはあるの?
大豆は昔から日本人の食生活に欠かせないもので、味噌のほかにも、しょうゆや豆腐、納豆などが大豆からつくられる代表的なものだよ。
へー!大豆からは色々な食べ物ができるんだね。わたしも大豆から何かつくってみたいけど、簡単につくれるものはないの?
それなら、きな粉がおすすめだよ。大豆を炒って粉に挽くだけだから間単にできるよ。粉にするから消化がよく栄養分も変わらないから、今度つくってみるといいね。お正月には、その手づくりきな粉をお餅につけてみたらどうだい。
きな粉かぁ。それなら簡単にできそうだね。お母さんといっしょに挑戦してみよっと!
大豆のちょっと知っ得
枝豆やもやしも大豆からできており、大豆は様々な食品に加工されています。
また、お正月に食べる「おせち料理」の黒豆は黒大豆が材料です。
「今年もまめに暮せますように」という願いがこめられています。
寒い時に飲むお味噌汁は本当においしくて体が温まるね。