松本ハイランド情報
長野県ジュース用トマト生産力向上共進会表彰式
更新日:2026.01.22
長野県農業協同組合中央会長賞を受賞した塚田昌明さん
JA松本ハイランドの生産者である中川廣さん(山形村)と塚田昌明さん(松本市)が、1月20日、長野県松本合同庁舎で開催された「令和7年度長野県ジュース用トマト生産力向上共進会」において、農林水産省農産局長賞および長野県農業協同組合中央会長賞をそれぞれ受賞した。
本共進会は、県内で生産振興が求められる品目を対象に、生産の安定と品質向上を図るとともに、生産者の経営安定に資することを目的として毎年開催されている。今年度は「ジュース用トマト」が対象となり、厳しい気象条件の中でも高品質な生産を実現した生産者が表彰された。長野県農政部園芸畜産課の山宮英樹課長はあいさつで「野菜生産に携わる人が集まるのは貴重な機会となる。表彰者の事例紹介を参考に今後の作付け拡大に役立ててほしい」と話した。
中川さんは、水稲や白ネギ、グラジオラスとの複合経営を行いながら、45アールのジュース用トマトを栽培。PFメーターを活用した点滴灌水や機械収穫による省力化、農福連携による作業体制の確保など、先進的な取り組みが高く評価された。一方、塚田さんは、「きれいに作る」を信条に、施肥・耕耘や圃場周辺の草刈りなど基本作業を丁寧に行い、生産性の向上に努めてきた。また、一発肥料の畝内施用、ホルモン剤(トマトトーン)の使用による着果促進など、技術面でも工夫を重ねている。さらに、地区内での共同ほ場の設置やパッカーとの連携体制の構築など、地域全体での生産体制強化にも積極的に取り組んでおり、こうした経営的・技術的な取り組みが高く評価された。両氏の受賞は、地域農業の発展とジュース用トマトの産地振興に大きな弾みとなるものであり、今後のさらなる活躍が期待されている。








