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地域に伝わる手植えを体験 島立小学校の学校田

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田植えを体験する児童たち

JA松本ハイランド青年部島立支部は5月13日に松本市島立小学校の横にある7アールの学校田でしろかきを、19日には食農教育の一環として5年生児童45人に田植えの指導をした。
この活動は苗を自分たちの手で植え、収穫の喜びを知ってもらおうと30年以上続いている。児童は2グループに分かれ「コシヒカリ」の苗を3本ずつ丁寧に植えつけた。慣れない泥の感触に足をとられながらも「素足に伝わる泥の感覚が気持ちよかった」や「お米をつくるのは大変だとわかった」とそれぞれ心に残る体験をした。
同小学校の清水大輔教諭は「田植えは機械が一般的で、手植えの体験をできるのは学校くらいしかない。普段、給食で食べている米を自分で育てて、食の大切さを学んでほしい」と願いを込めた。同支部の横内一志支部長は「米が高価になり、価値が見直されている。農家が米を作る大変さや地元産の米のおいしさを知ってほしい」と話した。
今後は児童たちによる夏休みの水の管理、稲刈りや収穫祭を予定しており1年かけておいしい米づくりを学んでいく。