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はじめての田植え、おいしいお米になーれ!

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「こんな山辺にするじゃん会」のメンバーに教わりながら田植えをする児童たち

JA松本ハイランド山辺支所は、松本市入山辺地区の地域づくり組織「こんな山辺にするじゃん会」と同地区農業委員と協力し、山辺小学校の米作り体験を行っている。体験を通して農産物を自分たちの手で育て、収穫の喜びを知ってもらおうと、2015年から毎年行っており、今年で11年目をむかえる。
5月13日、松本市の山辺小学校5年生児童97人と田植え体験を実施。児童たちは、2つのグループに分かれて並び、約9アールの田んぼに「もちひかり」を定植。田んぼの両端から張ったロープの目印を頼りに、苗を3~4本ずつていねいに植え付けた。はじめて触れる泥の感触に、戸惑いながらも楽しみながら田植えを行った。9月上旬には児童が稲刈りや脱穀などの作業も体験するほか、収穫祭も計画し、1年間を通して農業について学びを深めていく。
同小学校の久保田あきほ教諭は「この活動は総合的な学習の一環として行っており、子どもたちが実際の苗を植えて稲になるまでの過程を自主的に学ぶなど、今日の田植えを楽しみにしていた。植えた後も協力しながら生育を見守っていきたい」と話した。
同会の臼山佳明会長は「仲間とともに手植えで田植えをしたことが子どもたちの思い出に残ってくれればうれしい。また、今後収穫まで携わることで達成感を味わってほしい」と願いを込めた。