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松本ハイランド情報

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アスパラ出荷最盛 甘味強く生育順調

スタンド・配送センター

規格を確認する生産者

JA松本ハイランド管内で、アスパラガスの出荷が最盛期を迎えている。2月中旬から3月下旬にかけて気温が低かったことで生育遅れが心配されたが、4月上旬から気温の高い日が続いたことから生育は順調。色味が濃く、甘みが強いアスパラガスに仕上がっている。
塩尻市にある同JAアスパラ共選所では、管内各地から出荷されたアスパラガスが次々と持ちこまれ、太さや穂先の開き方、まがりなどによって定められた等級ごとに分ける共選作業が進んでいる。今年度は管内全域で約90戸の生産者が22ヘクタールを栽培。共選作業は4月下旬から5月上旬をピークに7月上旬まで続く予定だ。地元市場のほか、東京や大阪方面など首都圏の市場へ出荷し、販売額は1億円を見込んでいる。
4月17日には、出荷の最盛期にむけて同JA山形支所で目揃会を開いた。出荷規格や荷造りの注意点について説明。見本のアスパラガスと資料を使って規格を確認したほか、アスパラガスの鮮度維持に向けて早朝に収穫作業を行うことや、コンテナなどに水を貼り、切り口をつけて暗所で保管するなど対策徹底を呼びかけた。
同JA野菜部会葉菜洋菜専門部アスパラ班の中村辰弘班長は「生産者一同、一生懸命出荷作業をすすめていくので、寒さを乗り越えたおいしいアスパラガスを味わってほしい」と願いを込めた。