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令和7年長野県凍霜害防止啓発活動キャラバン出発式開催

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キャラバン出発式を見送る参加者

JA松本ハイランド今井支所で、3月17日、長野県松本農業農村支援センターが主催する「令和7年長野県凍霜害防止啓発活動キャラバン出発式」を開催。参加者は旗を振り、管内の畑を巡回予定の凍霜害防止啓発宣伝カーの出発を見送った。当活動は当支所をはじめとし、5月下旬まで実施予定。
松本農業農村支援センターの中澤徹守所長はあいさつで「近年、大きな凍霜害が発生している。気温の高まりとともに生育が進むと、急激に訪れる低温により果樹を中心に農作物への被害リスクが高くなる。長野県農政部で製作した凍霜害対策パンフレットを活用し、被害が発生しないよう行政とJAが連携して啓発に努めていきましょう」と話した。また、JA松本ハイランド営農部果実課の平林智幸課長は、「昨年は、被害のない年だったが、異常気象は、毎年のことになっている。生産農家へは、油断せず早めの準備と発生が予想された時の対策実施を周知して、農作物が無事に実をつけ、多くの出荷により所得があがるようにしていきたい」と話した。
本年も、果樹などの生育の前進が予想されており、凍霜害が発生することが危惧されている。被害防止対策の早期準備を広く農業者に周知することで、発生予防と被害の抑制を図る。
今後、JA松本ハイランドでは、凍霜害対策本部を設置し、低温などの注意報が発令がされた場合には、迅速に生産農家へ、その対策と合わせて情報を周知し、被害を最小限に抑えることで、品質の高い農産物の生産に取り組み、生産農家の所得を確保する予定。