松本ハイランド情報
協同活動「みらい塾」10周年 全ての出会いに感謝を込めて更なる発展を
更新日:2025.02.25

10周年をともに祝った
JA松本ハイランドは、管内の組合員を対象に協同活動の本質を伝え、JA運動の将来的なリーダーの育成を目的に「協同活動みらい塾」を開塾している。グループワーク討議を中心に講座を組み立てることが特徴で、テーマは協同活動や地域活性化など、組合員や地域の生活や営農に活かせる内容となっており、今年度は第10期生21人が学んでいる。
2月18日、同塾の卒塾生有志が同塾の10周年を記念して松本市にあるJAグリンパルで「協同活動みらい塾 10周年のつどいを」を開催。同塾創立者で元同JA代表理事専務理事の髙山拓郎さんほか、同塾卒塾生、JA役職員ら38人が参加し10周年を祝った。
主催者を代表してあいさつした第1期卒塾生の菅谷信さんは「みらい塾の開塾当時はどんな活動を行なっていくのか全く分からず参加した。だが、講義を重ねるごとに仲間とグループワークを通じて有意義な時間を過ごすことができた。そして、みらい塾のつながりのおかげで今の自分があると思っているので、今日参加したみなさんも、つながりを大切にしてほしい」と話した。
式典では同塾開塾当時の様子や、今日までのあゆみを映像にまとめた「10年メモリアル映像」を上映。その後は、「地域イノベーションのために1000万円の予算で何ができるか」をテーマにグループワークを行った。塾生らは「1000万円で小屋をつくり、地域住民に貸し出しながら体験型農園を営み農業の理解醸成を深める」や「収穫祭など大きなイベントを企画し、農業の体験型ブースを出展しファミリー層にアプローチしていく」などさまざまなアイディアを発表した。
式典終了後は懇親会を行い、期や地域を超えてリーダー同士親睦を深めた。また、参加者全員で想いを筆に込めた「寄せ書き」を作りあげ、フィナーレを飾った。