JA松本ハイランドは11月13日、から15日の3日間にかけて、松本市のなんなんひろばで次世代を対象とした「スウィーツ講座」を行った。35組、44人が参加。この講座は子育て世代に地元の農産物やJAを知ってもらおうと、2年前から毎年開催している。
今回はクリスマスむけのメニューとして「シフォンケーキ」「クリスマスロールチキン」「さつまいものサラダ」をつくりあげた。同JA平田恭子理事と同JA組合員文化広報課の職員が講師を務め、旬の農産物情報を説明しながら料理のつくり方を指導。平田理事は「自分が研究してきた中で一番失敗しない作り方なので、このレシピで皆さんが失敗なくおいしいケーキを焼くことができたらうれしい。ぜひお家でも作って、家族や友達と楽しい時間を過ごしてほしい」とあいさつした。
参加者は講師の料理する様子を見学し、「泡立てるときはホイッパーだけでなく、泡だて器を使って自分の手でも泡立てるとよりきめ細かな泡になる」「鶏肉は平らになるように切り込みを入れると、きれいに巻けて火のとおりもよくなる」といったアドバイスを聞いた後、調理を開始。講師へ質問をしたり参加者同士で協力しながら交流を深め、おいしい料理を完成させた。
参加者は「昨年参加してとても良かったので今年も参加できてうれしい。また来年も参加しておいしい料理の作り方を習得したい」と笑顔で話した。