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中学生が考案した出荷用ダンボールカプセルトイ! JAまつりで大人気!

カプセルトイ「やまガチャ段ボール」を回す来場者ら(9日、長野県東筑摩郡にて)

JA松本ハイランド山形支所は松本市山形村朝日村中学校組合立鉢盛中学校の総合学習「白峰タイム地域に貢献(産業振興)講座」で、農産物を出荷する際に使用するJA全農長野作物梱包段ボール箱のミニチュア制作に協力してきた。この活動は山形村教育委員会から同校へ「村内の文化資源を使用し多くの人に知ってもらう活動をしてほしい」と依頼があり、応答する形でカプセルトイ作成を企画。山形村特産の農産物出荷用ダンボール5種をミニチュア化「やまガチャ段ボール」と題し5カ月の制作期間を経て限定1,000個が完成し、10月22日から発売を開始した。この取り組みは、多くのメデイアに取り上げられ、県内に多くの方が知るきっかけとなった。11月9日、10日には同村アイシティ21で行われたJAまつりでがちゃがちゃマシーンを設置し販売した。
当日は、ニュースなどで知った来場者が、機械の前に列を成し次々とレバーを回していた。
カプセルトイを手に取った来場者は「口コミでこのカプセルトイのことを知って出かけてきた。出荷用段ボールが見事に再現されていて絶対全5種類集めてコンプリートしたい」と熱が入っていた。制作に協力してきた同JAの小原太郎営農生活課長は「このダンボールをスーパーなどで見かけたら、その農産物を手に取ってくれたらうれしいし、地元の中学生が応援してくれていることで、農家の農協への農産物出荷が増え、ブランド力を上げることにつながれば、更にうれしい」と願いを込めた。