松本ハイランド情報
サンふじ・ナガイモのシーズン到来 市場で生産者の思いを伝える
更新日:2024.11.12
買参人や市場関係者に「サンふじ」と「ナガイモ」をPRした
JA松本ハイランドは11月9日、松本市公設地方卸売市場内の競り場で、同JA特産のリンゴ「サンふじ」と「ナガイモ」の初競りにあわせてトップセールスを行った。同JAの田中均組合長をはじめ、役職員ら14人が、仲卸業者など市場関係者ら約40人を前に高品質に仕上がった「サンふじ」「ナガイモ」のでき栄えをPR。また、同JA特産の「サンふじ」「ナガイモ」の試食を振る舞い、市場関係者や買参人らが今年の味と品質を確認した。
田中組合長は「春先の豪雨や夏の猛暑を乗り越えて今年もナガイモ、サンふじの季節がやってきた。肥料、生産コストが高騰していることから、生産者が生産意欲をもてる価格をおねがいするとともに、みなさんの手で新鮮で安全な農産物を地元の消費者に届けていただきたい」と力強く呼びかけた。
初競りでは、「特秀」26玉のサンふじが1ケース10万円、「秀」3Lのナガイモが1ケース5万円で仲卸業者に競り落とされ、会場から拍手が起こった。
同JA産のナガイモは肥沃で水はけのよい火山灰土で栽培され、粘りとコク、甘味の3拍子が揃っていると県内外から人気を集め、県内一の生産量を誇っている。また、年間日照量が全国でも一、二ともいわれる管内では、自然の日光が十分に当たり、糖度の高いりんごに仕上がっている。出荷された「ナガイモ」や「サンふじ」は、県内外の量販店や小売店の店頭などに並ぶ。