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「よい食こどもひろば」今年も開催 親子で食育を体験

折り紙でキャンディ入れを作る参加者

JA松本ハイランドの女性参画センター運営会議は10月12日、「よい食こどもひろば」を本所グリンパルで開催した。同イベントは新型コロナウイルスが5類に引き下げられたことを受け、緊急事態宣言前に行っていた食育イベントである「よい食パク博」に代わり、計画された屋内体験中心のイベントであり、今年で2回目の開催となる。体験を通じて、農産物や地産地消の促進、JAを身近に感じてもらうことが目的だ。
女性参画センター運営会議の大島澄子議長は開会のあいさつで「皆さんが力を入れてつくり上げたブースはどれもすてきに仕上がっている。忙しくなると思うがわたしたちもたのしみましょう」と呼びかけ、イベントを開始。親子連れなど約250人が参加し、にぎわいを見せた。
会場では、「ききりんご」として食べたりんごの品種を当てるコーナー、箱の中にある野菜や果物に触れて何が入っているかを当てるクイズコーナーをはじめ、食について体験できる、乳しぼりや米の精米を学べる体験コーナー、米粉の石臼挽きコーナーのほか、ハロウィンにちなんだ折り紙で作るキャンディ入れなど、食と農を楽しく学ぶことができる多数の体験コーナーを設置。5つ以上のコーナーでスタンプをもらった参加者にはJAのグッズやスタッフお手製のバルーンアートを、さらにアンケートに答えると二十日大根の種をプレゼントするなど、最後まで楽しめるよう工夫を凝らした。また野外では、女性部軽ットラ市が新鮮な野菜を販売したほか、青年部による地元のぶどうを使用したフルーツ飴の屋台とポン菓子機が並んだ。
参加した子どもたちは「もみすりが楽しかった」や「かわいいキャンディ入れができた」など元気よく話し、体験を楽しんだ。