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良質なJA松本ハイランド米の魅力を伝える 実需者と稲刈り、はぜ掛け体験

協力しながらはぜ掛けする参加者

JA松本ハイランドは産地視察の一環として小売店の販売実需者を招き、田植えや稲刈りなどの米生産体験を行っている。販売実需者に生産者の苦労や同JA産米の産地情報を伝えるとともに、連携を深めることで有利販売につなげることが目的だ。
9月18日、関東圏でスーパーマーケットを展開する(株)ヤオコーの売り場責任者と米卸の(株)ヤマタネの営業担当者ら24人が、島内地区の水田で稲刈りとはぜ掛けを体験。5月中旬には同社員らが手植えでの田植えを体験し、稲刈りも手刈りで行った。
同JAの営農指導員が刈り取る際の注意点を説明した後、一斉に刈り取りを開始。初めて稲刈りを体験する社員も多くいたが、一束ずつていねいに刈り取り作業をすすめ、はぜ掛けを行った。収穫後は同JA管内で収穫されたばかりの新米と、カレーを炊き出し参加者全員で収穫のよろこびを分かち合った。
(株)ヤオコーグロッサリー部食品担当バイヤーの田口健太さんは「5月に田植えを経験して、こうして無事収穫をむかえることができ、よろこびもひとしおです。新米を心待ちにしている消費者へ生産者の思いもいっしょに届けていきたい」と意気込んだ。同JA営農部米穀課の萩原理夫課長代理は「当JA産米を扱っていただいている実需者との交流はとても重要。今年は米不足が騒がれたが実需者に産地を知り実際の作業を体験し生産者の苦労を理解してもらうことで、さらに連携を強化し生産者の手取り確保につなげたい」と話した。