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JAへの出荷用段ボールに着眼 カプセルトイで山形村特産品をPR

段ボール箱のデザインなどについて意見交換

松本市朝日村山形村組合立鉢盛中学校の3年生11人らは、総合学習「白峰タイム地域に貢献(産業振興)講座」で、農産物を出荷する際に使用するJA全農長野作物梱包段ボール箱のミニチュアを制作している。この活動は地域の産業である農業の特産物をPRすることが目的で、今秋、カプセルトイにして販売する予定だ。この活動には、山形村教育委員会、JA松本ハイランド山形支所、地元のデザイン会社が協力している。
段ボール箱のミニチュアには特産のナガイモ、スイカ、ゴボウ、白ネギ、リンゴの全5種類を予定し、特産物の紹介文も作成しカプセルに入れPRする予定だ。9月6日の白峰タイムでは、JA松本ハイランド山形支所生産組織協議会の中村宏会長や同支所職員が、講師として招かれ、村の農産物の特徴や歴史などの説明を受けながら積極的に質問を重ねていた。
この活動のグループ長の赤羽航弥さんは「地域について学ぶ中で、山形村の農産物に興味を持った。JAの施設を見学させてもらった時に農産物によっていろいろなダンボールがある事に目が留まり、単純に農産物のミニチュアを作るよりおもしろいと思った。この活動により多くの人が村の農産物の魅力を知ってもらいたい」と話した。