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松本ハイランド情報

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天候に恵まれ高品質 大麦ホワイトファイバー収穫開始

スタンド・配送センター

ホワイトファイバーを刈り取る社員

JA松本ハイランドは、例年より1週間ほど早い6月4日より、もち性大麦「ホワイトファイバー」の収穫を開始した。今年は遅霜の凍霜害もなく、3~4月と高温の日が続いたことから、背が高く穂も大きく生育し高品質に仕上がった。同JA管内では、大麦260ヘクタール、うち200ヘクタールでホワイトファイバーを栽培しており、大麦全体での収穫総量は950トン、ホワイトファイバーは750トンを見込む。
6月4日、笹賀地区で栽培をしている農業法人「有限会社神村」の社員が、同JA管内初の収穫を行った。同JA産のホワイトファイバーの刈り取りは、6月上旬にピークをむかえ、同JAが運営するライスセンターで製品化し、県内外へ出荷する。
「ホワイトファイバー」は長野県農業試験場が平成27年に開発した「もち性」の大麦で、もちもちでぷりぷりした食感と、従来品種と比べ粒が白いことが特徴。食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境の改善、血糖値上昇抑制、血中コレステロール抑制などの効果がある。また、腹持ちがよくダイエット食品としても注目されていることから、近年需要が拡大している。
同社の社員である根石可南子さんは「今年は気温が高かったこともあり、実の付きがよく高品質に仕上がった。梅雨に入る前に刈り取り、品質を保ったまま出荷したい」と意気込んだ。