松本ハイランド情報
おいしい野菜になってね!、保育園児にじゃがいもとビーツ定植体験
更新日:2024.05.08

ジャガイモを定植する園児たち
JA松本ハイランド朝日支所は4月25日、支所協同活動の一環として取り組んでいる「夢あわせ農園」で、あさひ保育園の園児66人が参加し、じゃがいもとビーツの定植体験を行った。同活動は、子供たちに野菜を育ててもらうことで地元特産の野菜や農業に興味を持ってもらおうと、女性部朝日支部と協力し企画したものだ。
同JA職員が手作りの紙芝居を用いてクイズを出題しながら、植え方や今後注意する害虫などを説明。園児たちは、元気な声でクイズに答えた後、マルチシートの穴を広げ、楽しみながら定植作業をすすめた。「おおきくなーれ」や「泥だらけになったけど楽しかった!」と笑顔を見せた。
同支所の廣部幹也営農相談員は「協同活動の一環として女性部にも協力いただき、今年も活動できることをうれしく思います。子供たちに農業を身近に感じてもらい、引き続きJAの長所である協同の力でいろんな取り組みを計画していきたい」と意気込んだ。
唐澤佳代先生は「保護者からも好評で野菜が苦手だった子がすすんで野菜を食べるようになったとお聞きするなど反響が大きい。この活動を通じて食の大切さを学んでほしい」と願いを込めた。
定植したジャガイモとビーツは同JA職員とJA女性部朝日支部、保育園の職員、園児たちが協力して育てる。また、今後は園児たちからリクエストがあったスイートコーンの苗を植え、収穫後にそれぞれ園児たちが給食で味わう予定だ。