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色づきを楽しみに 絵入りリンゴ作りに挑戦

青年部員と協力しながらシールを貼る園児

JA松本ハイランド青年部今井支部は9月5日、今井保育園の園児を招き、絵入りリンゴ作りを行った。絵入りリンゴは、リンゴが色づく前に文字やイラストを描いたシールを貼ることで、文字やイラストを描いた部分だけが着色せずに白く残り模様になるというもの。果樹栽培が盛んな今井地区に住む子どもたちに、地元の農業に親しみをもってもらおうとこの取り組みを始め、今年で2年目となる。
当日は年中と年長園児あわせて40人が参加し、同部員の指導のもと、絵入りリンゴを作るためのシール貼りを行った。園児は自分の名前やイラストなどを思い思いに描いたシールを1人3枚ずつ用意。部員と協力しながら、リンゴが落ちないよう慎重にシールを貼りつけ、「おいしくてかわいいリンゴになるといいな」「きれいな模様になりますように」と願いを込めた。
同支部の川上剛支部長は「リンゴが木になっている状態で見たり触れたりする機会は少ないと思うので、この地区ならではの体験として、子どもたちに楽しんでもらえたらうれしい」と話し、同園の上村元子園長は「地域の方と交流をしながら、リンゴが色づくという自然の不思議を体験できる貴重な機会となっていてありがたい。子どもたちと収穫を楽しみに待ちたい」と話した。
シールの貼りつけを行ったリンゴは色づきを待ち、10月下旬に再び園児を招いて収穫を行う予定だ。