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高品質ななしを市場にお届けするために 出荷規格を確認

見本のなしを見ながら規格を確認する生産者

JA松本ハイランドもも・なし部会は9月7日、なし「豊水」「南水」「あきづき」の出荷規格目揃会を管内三カ所で開いた。松本市の今井果実共選所には生産者27人が出席し、出荷最盛期にむけて出荷規格や荷造りの注意点を確認した。
同JAの三村晴夫常務理事は「今年は松本今井で観測している平均気温が、観測史上最高を記録している。生産者のみなさんは品質管理に苦労したと思うが、小さな努力の積み重ねが大きな果実(成果)につながるので、収穫まで気を抜かず取り組んでほしい」とあいさつした。
目揃会では販売担当者が8月17日から出荷が始まっている早生種なし「幸水」の販売情勢について、同JA産のなしは高品質で市場からの引き合いが強いことを報告。また、営農指導員が集荷規格表や見本のなしを使い、出荷規格を説明。形状や熟度など10項目の出荷基準を確認し、収穫遅れにならないよう適期収穫するよう呼びかけた。
同専門部の丸山利明副専門部長は「なしにとって暑さは生産、販売において追い風。夏の疲れがでてくる時期だが、生産者、出荷スタッフ一丸となって市場に高品質ななしを届けていこう」と意気込んだ。
「豊水」「南水」「あきづき」の集荷は7日から始まり、10月上旬まで続く。地元をはじめ、名古屋や関西方面に6万4,400ケース(1ケース10キロ)を出荷し、販売金額は2億1,324万円を計画する。