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りんごの出荷はじまる 目揃会で出荷規格を統一

今年のりんごの出来ばえを確認した

JA松本ハイランドりんご部会は8月10日、管内9カ所の会場で早生りんご「つがる」の出荷規格目揃会を開いた。松本市の果実共選所には部会員約90人が出席し、出荷最盛期にむけて出荷規格や荷造りの注意点を確認した。
三村晴夫常務はあいさつで「今年は4月10日、25日に凍霜害が発生し、りんごなどの果樹を中心に被害が発生したが、生産者のみなさまのたゆまぬ努力の甲斐もあり玉伸びは順調。また販売環境も良いので可能な限りの出荷をおねがいしたい」と話した。
目揃会では全農長野の職員が全国の販売情勢を報告。他産地の出荷ピークは9月以降であることに対し、同JA産のつがるは市場からの評価が高く特にお盆のニーズが強いことから適期収穫を呼びかけた。その後は営農指導員が規格ごとに分けた見本を示しながら大きさや着色など全12項目のポイントを説明。また、今後も厳しい暑さが続き一気に着色することが予想されるため、出荷時期を逃さないことに加えて熱中症への注意喚起を行った。
同部会の村山善成今井支部長は「春先の凍霜害を乗り越えて、いよいよりんごの収穫が始まる。台風の発生など目下の心配ごともあるが、体調に留意し、高品質なりんごを少しでも多く出荷してほしい」と話した。
今年は13日より出荷がスタートし、8月下旬をピークに9月上旬まで地元量販店や東京、大阪、九州などへ出荷する。販売額は3億4,600万円を計画する。10月からは「シナノスイート」など中生種の出荷が始まる予定だ。