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更なる品質向上とおいしさを求めて すいか前半試験品種試食検討会

試験品種を試食する参加者

JA松本ハイランドすいか部会研究部は7月18日、松本市のJAすいか共選所で「すいか前半試験品種試食検討会」を開催。同研究部員と種子メーカー、JA役職員ら24人が参加した。気候条件や収穫時期、品質、収量性など、より産地に適合した品種を検討することが狙いだ。
同検討会では研究部員のほ場より、前半品種として導入されている「祭りばやし777」と試験品種3種を用意。種子メーカーからの品種の紹介後、試験品種の生育状況を説明したほか、外観や打音、糖度を確認した。参加者はそれぞれの品種を順番に試食し、甘さや果肉色、果肉硬など全5項目を記入した後、それらを基に5段階で総合評価を決めた。
同研究部の中野識文研究部長は「現在の品種を10年以上も育てており、環境も変化している。時代に合った最新の耐病性品種を取り入れることで、炭疽病などの病気の被害が少なく、より高品質で安定して供給ができるようになったらうれしい」と願いを込めた。
同研究部では、8月以降の品種の切り替えにあわせ、シーズン後半に適した品種を検討するため、後半品種の検討会の開催を予定している。