JA松本ハイランド女性部山形支部と同JA山形支所くらしの専門委員会は6月22日、同JA山形支所で「心と体の健康セミナー」を開いた。コロナ禍における生活様式の変化などさまざまなことが複雑化し、心と体を健康に保つことが難しい状況のなか、セミナーを通してキラキラと輝く豊かな日常を送れるようになってほしいと期待を込めて企画。30人が参加した。
セミナーでは、佐久大学看護学部の大学院研究科で教授を務め、日本認知・行動療法学会の認定行動療法士の資格を持つ朴相俊さんを講師に招き、「こころの健康　適切な距離感としなやかな生き方－エピソードは人と人をつなぐ橋－」と題して講演。他者との関係を良好に保つために必要なこととして距離感をあげ、自分と他者とを区別する努力が大切であることなど、ピソードを交えながら説明した。参加者は熱心にメモを取りながら聞き入っていた。また、講演会後には講師を交えての食事交流会を開き、講演を聞いての質問をするなど会話を楽しみながら交流を深めた。
同支部の宮沢由紀支部長は「講演では、ためになる話が多く興味深い内容だった。参加者みなさんの生活や心を豊かにするために役立てたらうれしい」と話した。