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地元特産品のファンづくりを 支所協同活動でブドウの栽培体験

房切りの説明を行う姫野さん(左)

JA松本ハイランド生坂支所は、支所協同活動の一環として、体験型農場夢あわせ農園の「山清路ぶどうファンクラブ」を運営している。この活動は会員が栽培から収穫までを実際に体験することで、生坂村特産の「山清路ぶどう」の魅力を伝えるとともに、農業への理解を深めてもらうことが目的だ。同JAぶどう部会川手支部と協力してファンクラブを運営しており、今年で5年目を迎える。定員を15組30人とし募集したところ、大きく上回る23組45人の応募があり抽選となるなど、人気のイベントになっている。
6月9日に7組13人の会員が同支部の姫野功さん所有の園地で「種あり巨峰」の房づくりを体験。参加者は手の平よりも短い房はすべて切除していくことや、できあがりをイメージしながら6列になるように房をつくることなど姫野さんのアドバイスを忠実に守りながら作業に汗を流した。
5年間欠かさずこの活動に参加している小山妙子さんは「孫と一緒に毎年この活動に参加している。自然に触れながら農作物ができるまでを知ってもらい、秋には家族でおいしいブドウを味わいたい」と笑顔で話した。同支所の丸山政徳担当理事は「リピーターが年々増えており、山清路ぶどうの知名度があがってきていることを実感している。生産者の苦労を分かっていただき、収穫のよろこびを味わってもらいたい」と話した。