メニュー閉じる

松本ハイランド情報

TOP > 松本ハイランド情報 > 広報 > JA松本ハイランドの出来事 > りんご摘果作業を体験 農業のやりがい感じる

りんご摘果作業を体験 農業のやりがい感じる

スタンド・配送センター

村山さん(右)に説明を受けながら作業を行う生徒

JA松本ハイランドりんご部会今井支部と山形果樹部会は、松本市山形村朝日村中学校組合立鉢盛中学校の生徒を対象に、りんごの摘果作業体験の受け入れを行っている。同校がキャリア教育の一環として、地域との交流や農家の支援を目的に実施しているもの。本年で30年目となる。生徒たちに地域の基幹産業である農業への理解を深め、興味を持ってもらうことがねらいだ。また、受け入れる農家にとっても、人手がかかる摘果作業の負担が軽減できるメリットがある。
当日は同校の2年生と3年生の生徒約260人が、松本市今井地区や山形村にある同部員31戸のほ場に分かれて作業。今井地区の村山祐三子さんのほ場では、2年生2人、3年生6人を受け入れた。生徒は作業の説明をうけたあと、はさみを使って中心果以外を切り落とす摘果作業に汗を流した。初めはこわごわと作業に当たっていた生徒も、アドバイスを受けながら作業を進めていくうちに次第に慣れ、会話など交流も楽しみながら手際よく作業を進めた。
村山さんは「慣れない作業ながらもしっかりと取り組んでもらえてありがたい。身近なところに農業がある場所に住む生徒たちなので、こういった体験を通して農業のことを知ってもらえたらうれしい」と話し、同校3年生の橋本隆志さんは「体験を通してどうやってりんごができているのかを知ることができ、農業に興味が持てた。人の食や命に繋がる作業だと思うとやりがいを感じる」と話した。