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松本ハイランド情報

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はじめての田植え おいしいお米になーれ!

「こんな山辺にするじゃん会」のメンバーに教わりながら田植えをする児童たち

JA松本ハイランド山辺支所は、松本市入山辺地区の地域づくり組織「こんな山辺にするじゃん会」と同地区農業委員会と協力し、山辺小学校の米作り体験を行っている。体験を通して農産物を自分たちの手で育て、収穫の喜びを知ってもらおうと、2015年から毎年行っており、今年で9年目をむかえる。
5月16日、松本市の山辺小学校5年生児童101人と田植え体験を実施。児童たちは、2つのグループに分かれて並び、約9アールの田んぼに「もちひかり」の苗を植えた。田んぼの両端から張ったロープの目印を頼りに、苗を3~4本ずつ丁寧に植え付けた。初めて触れる泥の感触に、戸惑いながらも「おいしくな~れ!」と掛け声をかけ合い楽しみながら田植えを行った。9月下旬には児童が稲刈りや脱穀などの作業も体験するほか、収穫祭も計画し、1年間を通して農業について学びを深めていく。
同会の木下誠一郎会長は「子どもたちが掛け声をかけあいながら田植えをしている姿から、稲が大きく育ってほしいという思いが伝わってきた。この活動を通じて食べ物を作ることの大切さや地域の自然の素晴らしさを知ってもらえればうれしい」と話し、同小学校の久保田あきほ教諭は「この活動は総合的な学習の一環として行っており、子どもたちが自主的に実際の籾を植えて苗になるまでの過程を学ぶなど、今日の田植えを楽しみにしていた。協力しながら無事に収穫をむかえてほしい」と願いを込めた。