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根菜部会第31回通常総会を開催、今後を見据え新たな取り組みを

スタンド・配送センター

拍手で議案を採択する生産者

JA松本ハイランド根菜部会は2月15日、同JA山形支所で第31回根菜部会通常総会を開き、代議員20人が出席した。2022年度の事業報告や23年度の事業計画など3議案を審議し、すべて可決した。
議事では、22年度の生産・販売状況についてJAの営農指導員が説明。ナガイモは、生産費などの大幅な値上がりが続くなか、新たな取り組みとして地区別集会を開催し、販売対策を行ったほか「個選贈答」特2L等級や「お得なナガイモ」の出荷により、生産者の手取り向上に努めた。ゴボウは天候の影響もなく堅調な出荷がされ、市場の需要期の販売に応えるため試験的に出荷されたゴボウを冷蔵保存し、販売するなど次年度につながる取り組みを行ったことを報告した。また、環境負荷軽減のための取り組みとして、現在ナガイモ栽培に使用されているポリエチレン製のネットに代わり、農業用廃プラスチック軽減を目的に改良された「生物分解性ナガイモネット」を部会員のほ場で試験的に導入し、強度や現行ネットとの違いなど実際の使用感を部会全体で共有した。
同部会の中川信隆部会長は「今年5月で長かったコロナ禍も一区切りを迎える。消費者の方へ地元産のナガイモ・ゴボウをたくさん食べていただき、健康増進につなげてほしい」と期待をこめた。