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オリジナル加工品第5弾「風さやか100%おかゆ」発売 長野県産の米を知ってもらうきっかけに

「風さやか100%おかゆ」をPRする職員(28日、松本市で)

JA松本ハイランドは、農産物に付加価値をつけ、さらなる販売促進を図ろうとオリジナル加工品の製造・販売に取り組んでいる。12月23日からは米の消費拡大にむけて、新商品「風さやか100%使用おかゆ」の販売をスタートした。これまでにはリンゴを使った「りんごジュース」、セロリを使った「セロリポタージュスープ」、牛乳・卵を使った「松本ドーナツ」、ナガイモを使った「長いもカレー」を製造・販売している。同JAの農産物直売所には、加工品コーナーが設けられ、農産物の出荷が少なくなる冬場でも、棚を活気づける。
「風さやか100%使用おかゆ」は、同JAをはじめとする長野県産風さやかを使用。同JAでは、日射量が多く昼夜の寒暖差が大きいため、病害虫の発生が少ないことに加えて、生産者の努力で1等米比率が高く、高品質な米を食卓へ供給している。味付けはシンプルな塩味とし、風さやか本来の甘み、粘りや香りを楽しむことができる。内容量270gで価格は280円。同JA直営の農産物直売所6店舗で販売している。直売所では贈答品の発送を取り扱うことから県外から訪れる利用客も多い。パッケージに信州松本と大きく表示することでお土産用途のほか、長野県のオリジナル米である、風さやかを知ってもらい、ファンづくりも狙う。
同商品の企画を担当した同JA販売開発課の上條雄課長は「オリジナル加工品第5弾が発売となり、直売所の加工品コーナーに新たな仲間が加わった。年間を通じて商品棚をにぎやかにし、魅力ある直売所づくりをすすめることでJAや直売所のファンになってもらえたらうれしい」と話した。