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農閑期の学習会を開催 活力ある青年部活動を

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夏秋イチゴの栽培や農業経営について学ぶ参加者

JA松本ハイランド青年部は12月20日、松本市のJAグリンパルで「俺たちの冬期学習会」と題した自主学習会を行った。部員をオンラインで繋ぎ、24人が参加。部員の経営手法を参考にし、自ら学習を進め、活力ある青年部活動を展開しようと開催している。管内で創意工夫を凝らした農業経営を行う部員が、就農から現在に至るまでの農業現場を紹介。同部専門部の後継営農部を中心に企画し、5年目をむかえる。農閑期となる冬の学習会として定着化しており、若手盟友の活動の柱となっている。
学習会では、10年前、松本に引っ越したことをきっかけに夏秋イチゴの栽培を始めた柳澤直樹さん(同部農政部長)が講演した。就農のきっかけや全国各地のイチゴ農家を訪ね栽培方法を学んだこと、やりがい優先の農業からビジネスとして需要に応えるため、規模拡大や通年をとおしたイチゴ栽培へ取り組んだこと、今後の目標などを赤裸々に説明。参加者からは「規模拡大に取り組むための資金はどのように調達したのか」など質問が出た。
後継営農部の中平真悟部長は「違う作物を作っている仲間から話を聞くことができ勉強になった。参考にしたいこと、興味をもったことなど積極的に会話を深め、部員たちの収入増加のきっかけになれば」と期待を込めた。