メニュー閉じる

松本ハイランド情報

TOP > 松本ハイランド情報 > 広報 > JA松本ハイランドの出来事 > 「サンふじ」のシーズン到来 出荷にむけ規格を統一

「サンふじ」のシーズン到来 出荷にむけ規格を統一

見本で規格を確認する参加者(26日 松本市で)

JA松本ハイランドりんご部会は10月26日から11月1日にかけて、管内9会場で同JAの主力品目の一つである「サンふじ」を中心とした晩生種リンゴの目揃会を開いた。今年は凍霜害などの気象被害もなく、生育は順調。着色も良好にすすみ、高品質な仕上がりとなっている。
10月26日、同JA笹賀ライスセンターで開いた目揃会には、生産者45人が出席。同JAの販売担当者が販売情勢を伝えたほか、果実指導員が規格表と合わせて見本のリンゴを示しながら、大きさや熟度など11項目の出荷規格について説明した。また、今後は気温が低くなってくることから凍結に注意し、適期の収穫をするよう呼びかけた。
同部会の野村拓部会長は「今年は気象災害もなく、品質のよい『サンふじ』ができている。消費者に管内のりんごシリーズの大トリとなる『サンふじ』をお届けするとともに、生産者の手取り確保もめざし、出荷に努めていきたい」と話した。
同JAでは11月中旬をピークに約15万500ケース(1ケース10キロ)を、地元をはじめ、大阪や名古屋、九州の市場を中心に出荷する計画だ。