JA松本ハイランドでは、地元農産物をスポーツを通じてPRすることで、生産者と消費者をつなぐ活動を展開している。同JA女性部神林支部は10月15日、松本市の総合球技場サンプロアルウィンの広場で、「軽トラマルシェ」を行った。同JAがセンターバナースポンサーを務めるJ3の松本山雅FCのホーム戦にあわせて実施。会場にのぼり旗を掲げ、地産地消を呼びかけながら、部員や同JA職員合わせて8人がぶどうや梨、ブロッコリー、パプリカ、ズッキーニなど旬の農産物を販売した。
今回の軽トラマルシェは、女性部の有志が軽トラックなどの荷台に農産物を積み込み販売するもの。同クラブを運営する株式会社松本山雅から要請を受け出店。同支部のブースには、朝採れの新鮮な農産物を味わおうと、オープン直後からサポーターが訪れ、試合開始前にはすべての商品が完売するほどのにぎわいを見せた。
長野市から訪れたサポーターは「朝採れで新鮮な野菜や旬の果物を買うことができてうれしい。応援しながらぶどうを味わいたい」と嬉しそうに話し、同支部の三島幸子支部長は「部員たちみんなの協力のおかげで出店することができ、最近はリピーターになってくれているサポーターの方々も増えてきた。山雅への協力を通して、地元、神林地区の農産物を広くPRすることができている」と手応えを話した。