メニュー閉じる

松本ハイランド情報

TOP > 松本ハイランド情報 > 広報 > JA松本ハイランドの出来事 > 麦検査鑑定会を実施 知識と技術の向上を

麦検査鑑定会を実施 知識と技術の向上を

スタンド・配送センター

鑑定のために並べられた麦

JA松本ハイランドは6月9日、2022年度の農産物検査技能確認会を松本市のJAグリンパルで開いた。検査員資格を持つ職員11人が参加。麦の収穫スタートにあわせて、検査員の適正な鑑定技能をはかり、知識や技術の向上を目的に実施している。
検査員は、不規則に並べられた検査用のカルトンに入った麦を順番に鑑定。大麦と小麦それぞれ、銘柄の見分けや整粒割合を確認する等級検査など合計40問を受験。2分以内に全てを鑑定し、8割以上の正解で合格だ。試験結果は、その場ですぐに採点され、自身の鑑定の正確性を知り、問題点は改善できるよう各自確認を行う。今回の確認会では、11人全員が合格。今後も自己研鑽に努めつつ、これから始まる検査に臨む。
確認会で試験官をつとめたJA全農長野の三浦茂人技術審議役は「シーズン前に検査員の技量を確認することで、統一した検査を実施することができる。自分の鑑定能力を知り、正しい検査が行えるよう努めてもらいたい」と話した。