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カーネーション目揃会 品質にこだわった出荷を!

見本のカーネーションを前に規格を確認する生産者

JA松本ハイランド花き部会共選部カーネーション専門部は、7月5日、出荷最盛期を前に、同JA花きセンターで目揃会を開いた。生産者ら13人が出席し、品質の統一に向けて出荷規格などを確認。今年は、例年に比べて平均気温が低く開花がゆっくり進んでいるため、生育がやや遅れ気味。出荷は7月上旬から中旬ごろにピークを迎え、11月末ごろまで続く予定だ。
目揃会では、JA全農長野の担当者が国内産地の出荷状況や販売情勢を説明。今月下旬から始まるオリンピックのホテル装飾などの需要については期待していたほどではないものの、お盆やお彼岸などの需要は堅調な見通し。
カーネーションは同JAの花き統一ブランド「ハイランドフラワー」の主力品目。今年度は、スタンダードカーネーションとスプレーカーネーションあわせて2万2000ケース(1ケース100本)を関東や関西の市場を中心に出荷し、1億1000万円の販売額を計画している。
同JAでは、市場に対して正確な出荷量を伝えることで安定した価格で取引を行う「セリの日2日前集荷販売」を行い、有利販売につなげている。約100種類ほどの多彩な品種を栽培し、販売強化に努めるとともに、松本駅前や市役所などで、定期的に展示を行うことで消費宣伝活動を行っている。
大月修司専門部長は「日持ちのための水処理など、生産者ができることを細部まで丁寧に行うことで、品質にこだわった出荷をしていきたい」と話した。