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葬祭料理検討会を開催 時流に合わせた料理の提供を

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調理の担当者から説明を受ける参加者(11日、松本市で)

JA松本ハイランドと(株)長野エーコープサプライは5月11日、松本市のJAグリンパルで葬祭料理検討会を開き、JA役職員や関係者ら21人が出席した。同検討会は変化する葬儀の実情に合わせて葬祭料理の内容を見直し、サービスの向上につなげようと毎年行っているもの。近年は新型コロナウイルスの影響もあり家族葬が増え、葬儀が小規模化している状況を踏まえ、今回は持ち帰り用の折詰や個人膳を中心に検討を行った。
委託業者2社から提案された料理は、安全安心と地産地消を意識し、地元の農産物を取り入れているほか、旬の食材を使うことで季節感を出すなどの工夫が凝らされた。参加者は調理の担当者から説明を受けながらそれぞれの料理を確認し、盛付けや見た目のバランスなど5項目で評価を行った。今回出た意見を基に、料理の内容や器の色合いなどさらに検討を重ね、提供につなげていく。
同JAの小笠原寛常務は「コロナ禍で家族葬が増えているが、小規模ながらもきちんと執り行いたいという利用者の気持ちに寄り添い、料理の面でも工夫をしていきたい」と話した。