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盟友から学び、活力ある青年部活動を

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発表を真剣に聴く部員

JA松本ハイランド青年部は12月16日、松本市のJAグリンパルで「俺たちの冬期学習会」と題した自主学習会を開き、部員40人が参加した。盟友の経営内容を参考に自ら学習をすすめ、活力ある青年部活動を展開することを目的としている。同部専門部の後継営農部が主体となって企画し、今年で3年目。農閑期の学習の場として、徐々に定着してきている。
学習会では、若手農家の創意工夫を生かした農業経営を共有しようと、りんご農家に生まれて就農し、高密植栽培による作業の効率化に取り組む今井支部の三村恵太郎さんと、農業未経験ながらネギ農家として、勉強と実践を重ねて挑戦を続ける女鳥羽支部のゲインズ丸山浩太さん、親元就農したのち独立し、除草剤を使わないなどのこだわりを大切にしながらネギを栽培する波田支部の輿朋博さんの3人が、就農から現在までの経営経験について発表。農業をする上での理念や失敗経験、その失敗をどう乗り越えたかなど試行錯誤の様子を赤裸々に話した。部員からは「高密植栽培では高所作業機をどうやって入れるのか」「雇用者との知識の統一やコミュニケーションはどうやって行っているか」など積極的に質問が出た。
塩原大後継営農部長は「青年部には様々な経歴の人がいるが、仲間の話を素直に受け止め、成長する機会となればうれしい。来年の学習会は時代に即した内容にするなど、工夫をしていきたい」と意気込んだ。