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フードドライブを実施 支援の輪、広がる

スタンド・配送センター

集まった食品を手渡した

JA松本ハイランド女性部ではNPO法人「フードバンク信州」の事業に賛同し、家庭で使用されずに眠っている食品を持ち寄り、必要な人へ届けるフードドライブ活動を行っている。食品ロス削減への意識を高めるとともに、相互扶助の精神を高めようと2年前から取り組んでいる。
12月17日、同部を代表して磯部紀子部長と森田治子副部長が松本市役所を訪れ、米や缶詰、レトルト食品など、全125点を寄贈。これは、12月14日に行われた同部専門部長会に合わせて、出席者に食品提供を呼びかけ集まったもの。同市を通じて、NPO法人フードバンク信州に提供され役立てられる。磯部紀子部長は「部員の協力のおかげでたくさんの食品を集めることができた。女性部として私たちにできることを少しずつでも行い、地域の食を守ることができたら嬉しい」と話した。
同部では、会議や研修会などで国連の提唱するSDGs(持続可能な開発目標)を取り上げ、全ての活動はSDGsで掲げる17の目標に大きくかかわっていることを学習。フードドライブはSDGsの目標「貧困をなくそう」にも直結する。地域に根差した、身近な女性部活動を行うことで、協同活動への役割発揮に期待がかかる。
「フードバンク信州」は「『もったいない』を『ありがとう』へ」を合言葉に、資源を大切にしながら、必要な人へ必要な物を届ける取り組み。生活に困窮し、支援を必要としている人々や福祉施設・困窮者支援団体に提供される。