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パッククッキングに挑戦! 女性部和田支部が防災食を学ぶ

料理のできを確認する生活指導普及員(左)と部員(右)

JA松本ハイランド女性部和田支部は12月9日、10日の2日間、松本市和田公民館や地区公民館で、ポリ袋で調理をするパッククッキングの講習会を行った。今年はコロナの影響で活動を自粛してきたが、徐々に活動を再開していこうと、防災食にも使えるパッククッキングの講習を企画。密を避けるため全3回に分けて開催し、各回10人ほどの部員が参加した。パッククッキングは料理店や病院給食などで活用されている「真空調理法」を家庭向けにアレンジしたもので、ポリ袋に材料と調味料を入れ、湯煎するだけの調理法。カセットコンロ・鍋・水・ポリ袋があれば、災害時にも温かい料理を簡単に作ることができる。
講習会では、地域の生活基盤づくりのリーダー役として同JAが委嘱している生活指導普及員2人が講師となり、ポリ袋を使ったご飯の炊き方のほか、さばの味噌煮やオムレツ、ツナのすいとん汁の計3品の調理を指導。できあがった料理の試食は行わず、各自持ち帰り、自宅で味わった。参加した部員は材料を入れて湯煎するだけの簡単な調理法に驚きながらも、「いつ何が起こるかわからないので、簡単に作れる防災食を知っているのは心強い。とても勉強になった」と話した。
同支部の磯部紀子支部長は「会って話をするところにも女性部の良さがでるので、今後はコロナ禍でも感染対策をして活動の機会を増やしていきたい」と意気込んだ。