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松本ハイランド情報

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Vol.35 「近くに川がないけど、どうして水をまけるの?」

こども:

ねぇ、暑い日に畑で勢いよく水がでていたんだけど、近くに川がないのにどうして水がまけるの?

大人:

それは、畑に整備されている潅水施設のことだね。 

こども:

「かんすい施設」ってなに?

大人:

それはね、雨が降らないと畑などで育つ農産物が枯れてしまうでしょ。雨が降らないときでも水をまけるように川から水を取り入れているんだ。

こども:

どこの川から取り入れているの?

大人:

JA管内でもっとも大きな潅水施設は、中信平農業水利事業といって松本市や安曇野市、波田町、山形村、朝日村といった広い地域の農業用水の施設で、梓川という川から水を取り入れているんだ。

こども:

それで、近くに川がなくても畑に水がまけるのね。

大人:

そうだよ。畑だけではなく田んぼの水にも利用しているんだ。この水のおかげで、松本平の農産物は雨が降らなくても元気に育つんだよ。