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松本ハイランド情報

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Vol.26 「ミスターJAの年齢は何歳ですか?」

こども:

ねぇ、今まで聞いたことがなかったけれど、ミスターJAはJAや農業のことをいっぱい知っているけど、年齢はいくつなの?

大人:

ミスターJAが生まれたのは昭和22年だから、今年で61歳になるかな。昭和22年は農協法(農業協同組合法)という法律ができた年で、全国の市町村でJAがつくられ始めた年でもあるんだ。

こども:

ヘー、ミスターJAが生まれた年とJAができた年いっしょなんだね。
農協法ってどんな法律なの?

大人:

農協法という法律は、農産物の生産力を増やして農業をする人たちの経済的地位や社会的地位が向上することで国民全体の経済が発展することを目的にできた法律なんだ。すべてのJAがこの法律によって仕事を行っているんだよ。むずかしいからまだみんなが理解するのは無理かな。

こども:

うーん、JAが仕事をするときに必要な法律なんだね。ところでJAってどうしてつくられたのか教えて? 

大人:

JAは農業協同組合といって組合員が協同でお金(出資金)を出し合ってつくった組織なんだ。組合員一人ひとりでは力が弱いんだけど、みんなが協力し助け合うことで大きな力になり、組合員の営農とくらしを守るとともに、よりよい地域社会をつくることを目的につくられたんだよ。それからみんが協力し合えば農業のために必要な大きな倉庫や予冷庫などの施設もつくることができるんだ。だからJAにある施設は全部組合員みんなが協力し、お金を出し合ってつくった組合員みんなの財産ということになるんだよ。

こども:

ヘー、JAにある施設が組合員みんなのもでもあるなんて知らなかったわ。ところで、全国にJAはどれくらいあるの? 

大人:

最も多かった時期は昭和25年ごろで、全国に13,000ほどのJAがあったんだけど、昭和61年ころからいくつものJAが力をあわせてより力のあるJAになるためいっしょになり(合併)大きなJAになってきたんだ。現在(平成20年3月末)は全国で807のJAになったんだ。長野県には20のJAがあってそれぞれの地域で組合員のために仕事をしているんだよ。