メニュー閉じる

松本ハイランド情報

TOP > 松本ハイランド情報 > 広報 > JA松本ハイランドの出来事 > 産地の思いをつなぐ、実需者と田植え体験

産地の思いをつなぐ、実需者と田植え体験

スタンド・配送センター

真剣な表情で苗を植える参加者ら

JA松本ハイランドは5月7日、関東圏にスーパーマーケットを展開する(株)ヤオコーのバイヤーと米の卸売業などを展開する(株)ヤマタネの営業担当など25人を招き、島内地区の水田で田植え体験を行った。販売実需者に生産者の苦労や同JA産米の産地情報を伝えるとともに、連携を深めることで有利販売につなげることが目的で20年以上続く活動だ。
田植え体験では松本市島内地区生産者の丸山敏光さんが所有している約10アールの水田で、同JAの職員の指導の下、手植えでの田植え体験を行なった。参加者は泥に足を取られながらも、普段できない体験に真剣な表情を浮かべ、一つひとつていねいに苗を定植して行った。
(株)ヤオコーグロッサリー部食品担当バイヤーの田口健太さんは「毎年、田植えから稲刈りまでを体験させていただくことで、生産者の苦労を知ることができる。みんなで協力しながら一つの苗に思いを込めて定植することができた」と話した。
田主の丸山さんは「販売実需者にお米ができるまでを知ってもらいたい。また、今日の体験を通じて現場の声や思いを消費者のもとへ届けてもらえるとうれしい」と願いを込めた。