松本ハイランド情報
おいしい野菜になってね! 保育園児がじゃがいも定植体験
更新日:2025.05.01

ジャガイモを定植する園児たち
JA松本ハイランド朝日支所は4月24日、支所協同活動の一環として取り組んでいる「夢あわせ農園」で、じゃがいもの定植体験を行い、あさひ保育園の園児65人が参加した。この活動は、子供たちに野菜を育ててもらうことで地元特産の野菜や農業に興味を持ってもらおうと、女性部朝日支部と協力し企画したものだ。
同JA職員が手作りの紙芝居を用いてクイズを出題しながら、じゃがいもの植え方や今後注意する害虫などを説明。園児たちは、元気な声でクイズに答えた後、マルチシートの穴を広げ、楽しみながら定植作業をすすめた。「おおきくなーれ」や「楽しかった!もっと植えたい」など笑顔を見せた。
同支所の小澤悠真営農相談員は「子供たちが、少しでも農業や地元野菜に興味を持ってもらえるような楽しい協同活動にしていきたい」と意気込んだ。
同園の和田口陽愛先生は「こどもたちの希望でじゃがいもを育てていくことになった。野菜が苦手だった子がすすんで野菜を食べるようになったとこの活動を通じて食の大切さを学んでほしい」と願いを込めた。
定植したジャガイモはJA職員とJA女性部朝日支部、保育園の職員、園児たちが協力して育てる。また、今後は園児たちからリクエストがあったカボチャ苗を植え、収穫後にそれぞれ園児たちが給食で味わう予定だ