メニュー閉じる

松本ハイランド情報

TOP > 松本ハイランド情報 > 広報 > JA松本ハイランドの出来事 > 新たな「安全安心システム」導入 使用説明会

新たな「安全安心システム」導入 使用説明会

スタンド・配送センター

使用法の説明を受ける参加者

JA松本ハイランドは令和7年3月1日より、安全安心システム(栽培管理日誌判定システム)について、(株)NTTデータ開発の「あい作R」を活用したシステムに移行する。栽培管理日誌に使用するOCRは「AI(人工知能)」を用いて識字判定を行うため、従来のシステムに比べ非常に高い精度で読み取りを行うことができる。さらに、従来システムは農薬基準チェックを中心に運用を行っていたが、今後は生産者別に栽培ステージごとの管理状況をデータ管理し生かしやすくなるため、栽培指導に期待できる。
2月14日、松本グリンパルで「次期安全安心システム使用説明会」と題し、使用方法を解説、指導係を中心に55人が参加した。
営農部野菜特産課太田和也課長(農産物安全センター長)はあいさつで「当システムは県下14JAで導入予定であり、使いやすく生産者指導にも活用できるシステムを作成しようと調整してきた。システム移行に伴い困惑することもあるかもしれないが、ご協力を願いたい」と呼びかけた。
説明会では栽培管理日誌の作成方法や新システムの運用上の注意事項などについて解説。新システムは、栽培作業などを細かく設定できる様になり、生産者の記入省力化につながるなど、カスタマイズ使用により生産者ニーズに沿った使用が可能になることを伝えた。
参加者は「慣れていけば生産者もJA側も時間の短縮につながると思う。操作を確認しながら積極的に利用していきたい」と話した。